鎌倉・江の島観光に便利なオトクなきっぷ&1日乗車券【保存版】

鎌倉の1日乗車券

鶴岡八幡宮や鎌倉大仏,江の島灯台など鎌倉と江の島エリア多くの観光名所があります。
効率よく観光するには江ノ電をはじめとする公共交通機関が便利。

何度も乗り降りする旅行者向けに便利なきっぷや1日乗車券も多く発売されています。
それぞれに特徴や特典が異なるため,旅行スケジュールに合わせてお得に旅しましょう!

エリア内に駅があるJR線,江ノ電,湘南モノレール,小田急線それぞれが独自の1日乗車券を販売しており,すべてのきっぷが利用当日に自動券売機などで簡単に購入することができます。

※記事の情報は2019年12月16日現在のものです

鎌倉・江ノ島パス

※残念ながら鎌倉・江ノ島パスは2020年3月31日をもって発売終了します

JR東日本が販売する1日乗車券です。
JR線の指定エリアに加えて,江ノ電と湘南モノレールの全線が1日乗り放題。

JR線は横須賀線の大船~鎌倉駅間と,東海道線の大船~藤沢駅間が乗り降り自由です。

鎌倉江ノ島エリアの広域をカバーしているため,鎌倉観光で定番のきっぷです。3つの鉄道会社の路線が利用できることもあり,このきっぷさえあれば現地での移動に困ることはないと思います。

鎌倉駅エリアだけではなく,JR線で禅寺が立ち並ぶ北鎌倉エリアにも途中下車したり,江ノ電に乗って江の島エリアに足を延ばす場合には,こちらのきっぷで元を取ることができます。

販売場所はエリア内のJR駅(鎌倉駅,北鎌倉駅,大船駅,藤沢駅)の4ヵ所のみに限定されています。

各駅に設置されている自動券売機の「おトクなきっぷ」ボタンから購入することができます。みどりの窓口のある駅では有人窓口でも購入は可能ですが,券売機で買った方がスムーズです。

使い方は,通常のきっぷと同じように自動改札機に投入します。江ノ電や湘南モノレールの一部の駅には自動改札機がありませんので,その場合は下車時に乗務員や駅係員に提示します。

有効期間:1日
自由区間:JR横須賀線大船~鎌倉駅間
     JR東海道線大船~藤沢駅間
     江ノ電(全線)
     湘南モノレール(全線)
発売金額:おとな710円,こども350円
発売場所:鎌倉駅,北鎌倉駅,大船駅,藤沢駅のJR線自動券売機

江ノ電のりおりくん

江ノ電のりおりくんのフリー区間

江ノ島電鉄の1日乗車券です。
江ノ電の全線(鎌倉~藤沢間)が1日乗り降り自由。

可愛らしい抹茶色の車両が海沿いを走行したり,路面電車のように道路上に出たりと車窓も見どころが多く「江ノ電に乗る」こと自体が観光目的になっています。

また,JR線と接続する藤沢駅と鎌倉駅を起点にしておりアクセスが良いことと,少し離れた鎌倉と江の島エリアを結ぶ唯一の鉄道でもあるため,非常に利用価値の高い路線です。

江ノ電の初乗り運賃は200円で,全区間乗車すると310円。
そのため,1日に3回~4回ほど乗ることで元が取れるようになっています。単純な往復だけで元を取ることができないのでご注意ください。

のりおりくんの特徴は,きっぷを見せるだけで沿線の観光施設や飲食店で優待割引を受けることができるところです。対象施設は40ヶ所以上あり,詳細は駅備え付けのパンフレットや江ノ電のHPに掲載されています。

江ノ電各駅の自動券売機で通年購入できるほか,沿線の宿泊施設でも販売しています。

有効期間:1日
自由区間:江ノ島電鉄全線

購入特典:沿線施設での優待割引等
発売金額:おとな650円,こども330円
発売場所:江ノ電全駅の自動券売機

鎌倉フリー観光手形

鎌倉フリー環境手形は,鎌倉エリアに特化した1日乗車券です。

江ノ電の指定区間に加え,鎌倉駅を発着する路線バスの指定区間が乗り降り自由。

鎌倉エリアの有名エリアを広くカバーしており,鎌倉周辺を重点的に観光したい方におススメのきっぷです。JR横須賀線には乗車できませんのでご注意ください。

江ノ電は鎌倉駅~長谷駅間が乗り降り自由。
路線バスは江ノ電バスと京急バスの両方を利用することができ,鎌倉駅東口から北鎌倉,大塔宮,浄明寺,大仏前,名越バス停までがフリー区間です。指定区間外へ乗り越した場合は別途運賃が必要になります。

鎌倉は独特な地形のため,竹林で有名な報国寺や鎌倉五山第一位の建長寺など,有名な寺社でも駅から距離があったり,高低差があったりと徒歩アクセスでは時間を要する場合があります。そんな時に路線バスは本数も多く,細かく停留所があるため重宝します。

また,特典として協賛寺社や美術館での粗品進呈や優待割引サービスが付いています。

鎌倉江ノ島エリアのほかのきっぷでは飲食店や土産店での優待割引が多く,寺社などの観光施設との協賛が豊富なのは鎌倉フリー手形。記念にちょっとしたお土産がもらえるため,旅の楽しみが増えますね。

発売場所は鎌倉駅周辺で5ヶ所,北鎌倉駅周辺で2ヶ所に加え,長谷駅でも購入可能。

自動券売機で購入することはできませんので,発売場所の営業時間に注意が必要です。

有効期間:1日
自由区間:江ノ電 鎌倉~長谷駅間
     路線バス(江ノ電バス,京急バス)
     鎌倉駅北口~北鎌倉,大塔宮,浄明寺,大仏前,名越 バス停間
購入特典:協賛寺社,美術館での記念品進呈or優待割引
     協賛店舗での優待サービス
発売金額:おとな600円,こども300円
発売場所:鎌倉市観光案内所
     江ノ電鎌倉駅窓口
     江ノ電インフォメーション
     京浜急行バス鎌倉営業所
     京浜急行バス鎌倉駅前案内所
     円覚寺売店
     門(喫茶)
     江ノ電長谷駅窓口

湘南モノレール1日フリーきっぷ

湘南モノレールの1日乗車券です。
湘南モノレール全線(大船~湘南江の島駅間)が乗り降り自由。

湘南モノレールは,大船駅と湘南江の島駅間を約14分で結んでいます。
懸垂式(サフェージュ式)と呼ばれる日本では珍しいタイプのモノレールで,アトラクションの乗車した気分で目まぐるしく変化する車窓を楽しむことができるはずです。

大船駅から湘南江の島駅までの片道運賃は310円のため,単純に往復するだけでも20円分おトクになるというのが最大の特徴。正直,沿線は観光資源が乏しいですが,途中下車をする予定がなくても安心して利用することができます。

加えて,きっぷを見せるだけで沿線の約80施設で割引優待の特典が付いています。
もっとも対象施設が集中しているのが湘南江の島エリア。江の島シーキャンドルなどの観光施設をはじめ,片瀬海岸や島内の飲食店などで利用可能です。

きっぷは湘南モノレールの各駅自動券売機で購入することができます。

有効期間:1日
自由区間:湘南モノレール全線
購入特典:約80カ所の協賛施設で優待割引
発売金額:おとな610円,こども310円
発売場所:湘南モノレール各駅

鎌倉・江の島アフタヌーンパス

鎌倉・江の島アフタヌーンパスは,午後から観光を楽しむ人向けのきっぷです。

13時以降利用できる江ノ電フリーパスと,江の島内にある3施設(エスカー,サムエル・コッキング苑,シーキャンドル)の入場チケットがセットになり,江の島観光をする方におトクです。

午前中に鎌倉駅エリアを観光をしたあと,午後から江の島方面に向かう場合に最適。

すべてのチケットを単体で購入すると1,710円かかるため,すべての施設を利用するのであれば500円分おトクになります。さらに,江の島にある7施設でお得な割引サービスを受けることも可能です。

江ノ電の鎌倉駅,長谷駅,江の島駅,藤沢駅4駅の自動券売機または窓口で,毎日13時から17時まで販売しています。事前購入やそれ以降の時間に購入することはできませんのでご注意ください。

有効期間:13時以降
自由区間:江ノ島電鉄全線

チケット:江の島エスカー
     サムエル・コッキング苑
     江の島シーキャンドル
購入特典:江の島ので施設で優待サービス
発売金額:おとな1,210円,こども610円
発売場所:江ノ電4駅(鎌倉駅,長谷駅,江の島駅,藤沢駅
)

江の島・鎌倉フリーパス

小田急線の往復券と江ノ電1日乗車券がセットになったきっぷです。

出発駅から藤沢駅までの小田急線往復乗車券に加え,小田急江ノ島線の藤沢駅〜片瀬江ノ島駅間と,江ノ電全線が1日乗り降り自由です。

小田急線は新宿駅から藤沢駅・片瀬江ノ島駅まで直通しているため,江の島へのアクセスに便利な路線。また,江ノ電の1日券も付いているため,鎌倉方面にも足を延ばすこともできます。鎌倉と江の島を1日で両方楽しみたい方におススメのきっぷです。

別途座席指定特急券を購入することで特急ロマンスカーにも乗車可能。 休日を中心に新宿〜片瀬江ノ島間を最短1時間あまりで結ぶ「えのしま号」が運行しています。

料金は新宿発着でおとな1,520円 こども770円。
新宿〜藤沢間の往復運賃(1,200円)と江ノ電1日乗車券(650円)を別々に購入すると1,850円かかるため,実質330円分おトクです。もちろん出発駅からの距離に応じて発売金額は異なります。

小田急線だけではなく,提携している鉄道会社(西武線・相鉄・東急田園都市線)の各駅でも発売しており,もちろん購入駅からの往復乗車券が付いています。小田急沿線はもちろん東京西郊にお住まいの方には便利でおトクなきっぷです。

有効期間:1日
往復区間:出発駅~藤沢駅

自由区間:小田急線 藤沢~片瀬江ノ島駅間
     江ノ島電鉄全線
購入特典:19カ所の協賛施設で優待割引
発売金額:発売駅により異なる
発売場所:小田急電鉄各駅

     西武鉄道/相模鉄道/東急電鉄田園都市線各駅

江の島1dayパスポート

小田急線往復券と江の島周遊券がセットになったきっぷです。

出発駅から藤沢駅までの小田急線往復乗車券に加え,江の島にある4施設(エスカー,サムエル・コッキング苑,シーキャンドル,江の島岩屋)のフリーパスが付いており,当日何回でも利用できます。
また,小田急江ノ島線藤沢~片瀬江ノ島駅間は乗り降り自由です。

小田急電鉄が販売している「江の島鎌倉フリーパス」と異なる点は,江の島の観光に特化していること。江ノ電の1日乗車券は付いていないので,鎌倉方面に行くには別途きっぷの購入が必要です。その代わり,江の島にある人気スポットの入場フリーパスが付いており,江の島をじっくり楽しめるようになっています。

料金は新宿発着でおとな1,990円 こども1,000円。
新宿〜片瀬江ノ島駅間の往復運賃(1,280円)と現地販売の江の島1dayパスポート(1,000円)を別々に購入すると2,280円かかるため,290円分おトクです。

有効期間:1日
往復区間:出発駅~藤沢駅

自由区間:小田急江ノ島線 藤沢~片瀬江ノ島駅間
チケット:江の島エスカー,サムエル・コッキング苑
     江の島シーキャンドル,江の島岩屋
購入特典:約50カ所の協賛施設で優待サービス
発売金額:発売駅により異なる
発売場所:小田急電鉄各駅

まとめ

複数の路線が乗り入れている鎌倉江の島エリアでは,たくさんのおトクな乗車券が発売されています。

それぞれに特徴や魅力がありますが,もっとも便利で汎用性が高いのはJR線で販売している「鎌倉江ノ島パス」です。JR線で現地に到着する場合には特におすすめです。

小田急電鉄の「江の島鎌倉フリーパス」は,沿線からの往復乗車券が付いたフリーパス。往復運賃も割引対象となるため,新宿駅を経由する方や小田急線沿線ユーザーには便利。

また,現地で観光施設や飲食店を巡る予定がある方は,割引優待の特典施設も要チェック。

今回紹介した乗車券では,鎌倉江ノ島パス以外すべて優待特典が付いています。
しかし,きっぷによって提携施設数やエリアも大きく異なるため,事前にチェックしておくと,よりお得に観光を楽しむことができます。

個人的におススメなのは「鎌倉フリー観光手形」
鎌倉エリアの特典がもっとも豊富な乗車券で,割引優待だけではなく,鎌倉エリアの神社や寺院を拝観する際に記念品を頂くことができます。寺社巡りを楽しみたい方は是非利用してみてください。

コメント