午後から江の島を楽しむ!『鎌倉江の島アフタヌーンパス』の使い方

神奈川県の観光地として有名な江の島。

そんな江の島を、夕方から楽しむことのできるお得なフリーパスがあります。
鎌倉と藤沢を結ぶ江ノ島電鉄(江ノ電)が発売する鎌倉・江の島アフタヌーンパス
江ノ電の1日乗車券と江の島展望灯台をはじめとする江の島観光チケットが付いたお得なフリーパスです。

今回は、鎌倉・江の島アフタヌーンパスの利用方法や購入情報をご紹介します。

※2021年7月現在、発売を休止しています。詳しくは公式HPをご確認ください。

鎌倉江の島アフタヌーンパスとは?

稲村ケ崎海岸から眺める江の島と富士山
  • 13時から江ノ電全線が乗り降り自由
  • シーキャンドルなど江の島観光施設の入場券付き
  • 江の島周辺の協賛店で優待割引がある

「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」は、午後限定で発売されるきっぷです。

13時以降の江ノ電1日乗車券と、江の島の観光チケットがセットになっています。
観光チケットに含まれるのは、下記の3施設です。

  1. 江の島エスカーのきっぷ
  2. サムエルコッキング園の入場券
  3. シーキャンドル(展望灯台)の入場券

チケットは1施設1回に限り利用できます。

お値段はおとな1000円、こども500円。
個別で江ノ電の1日乗車券と入場チケットを購入するよりも460円分お得になっているので、午後から江の島を観光予定の方にはとてもおススメです。

江の島は夕日や夜景が美しい場所なので、夕方からの観光ももちろん楽しむことができます。

鎌倉江の島アフタヌーンパスの使い方

路地裏を走行する500形

「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」はどのくらいお得なきっぷなのでしょうか。

じつは江ノ電を1区間以上乗車したあとに、料金に含まれる3施設(エスカ―、コッキング園、シーキャンドル)をすべて利用すれば、元が取れる計算になります。江ノ電の初乗り運賃は190円ですから、合計額は最低でも1050円となります。

鎌倉駅で購入して、江の島まで往復乗車する場合は380円ほどおトク。

江ノ電で途中下車をするほどにお得になるので、鎌倉大仏でや長谷寺のある長谷駅や風光明媚な海岸が広がる稲村ケ崎駅などでの途中下車もおススメです。

こんな人におススメ!

  • 午後から江ノ電沿線の観光を予定している方
  • 特に江の島をじっくり観光したい方

純粋に午後や夕方から観光を楽しみたいという方はもちろん、午前中は鎌倉エリアを観光をして午後から江の島エリアを観光したいと考えている方にもピッタリです。

例えば午前中に北鎌倉や鶴岡八幡宮に参拝して、小町通りや鎌倉駅前で昼食。13時に合わせて江ノ電の鎌倉駅で「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」を購入。午後は江ノ電で江の島エリアへ向かうコースがおススメです。

江の島観光に便利なチケットが付いており観光施設に入場できるほか、パスを見せるだけで割引が適用される優待施設もあるので、より深く楽しめると思います。

江ノ電沿線のみどころ

江ノ電の沿線には魅力的な観光地があります。

鎌倉の中心である鶴岡八幡宮をはじめ、大仏が鎮座する長谷、サーファーやヨットが浮かぶ湘南の海、独特の景観が印象的な江の島など多くの名所が点在。気ままな途中下車も楽しい路線です。

特に稲村ケ崎駅から腰越駅までの区間は海岸近くを走行するため、車窓から海が見えます。もちろん駅から歩いてすぐに海岸まで行くこともできます。

午前中から江ノ電に乗りたいとき

午前中から江ノ電を利用して観光したい場合は江ノ電1日乗車券がおススメです。

「江ノ電のりおりくん」という名前で販売していて、江ノ電全駅の自動券売機で購入できます。

スマホが1日乗車券になる「デジタル版」も発売されています。

江ノ電のりおりくん
金額:おとな650円、こども330円
区間:江ノ電全線
特典:沿線の40ヶ所以上の施設で優待割引

鎌倉江の島アフタヌーンパスの基本情報

【金額】おとな1,210円、こども610円
【条件】毎日13時以降に発売
【販売場所】江ノ電の鎌倉駅長谷駅江ノ島駅藤沢駅の自動券売機および窓口