みなと横浜散策に便利でおトク!みなとみらい線1日乗車券の使い方

横浜駅から横浜ベイエリアを結ぶみなとみらい線。

横浜の観光エリアの地下を走っているため、観光や散策には最適な路線です。みなとみらいエリアからお洒落な赤レンガ倉庫、中華街まで横浜の有名観光地を結んでいます。

みなとみらい線では観光に便利な1日乗車券を販売しています。
この記事では、1日乗車券の使い方と金額や購入場所などの基本情報をご紹介しています。

みなとみらい線1日乗車券とは

みなとみらい線が1日乗り降り自由な乗車券です。
横浜駅からみなとみらいを経て元町・中華街駅を結んでいます。

おススメポイント

・みなとみらい線が1日乗り降り自由
・沿線13ヶ所の協賛施設で優待割引
 

料金はおとな460円、こども230円。

みなとみらい線の初乗り運賃は220円なので、3回以上乗り降りする予定があればお得です。

優待割引特典も

帆船日本丸横浜みなと博物館/日本郵船氷川丸/カップヌードルミュージアムほか

1日乗車券を提示することで、沿線の13ヵ所の施設で割引などの特典サービスが受けることができます。

有名な観光名所としては、山下公園の氷川丸やみなとみらいのカップヌードルミュージアムの入館料が割引になります。

優待施設については、横浜市交通局が発行している「みなとぶらりチケット」と比較すると少ないのが実状です。みなとぶらりチケットでは80ヶ所以上の施設での優待特典サービスがあります。

発売場所

・みなとみらい線各駅自動券売機
・横浜高速鉄道本社(要予約)
・沿線宿泊施設14ヶ所

みなとみらい線の駅自動券売機で購入がおススメです。

横浜駅は東急東横線と共同の駅ですが、東急の自販機でも同じように購入可能です。横浜に宿泊する予定がある方は、一部ビジネスホテル等のフロントでも購入することができます。

遠方からの旅行の場合は、事前に全国のJTB店舗でフリークーポン券を購入することができます。しかし、このチケットは当日に横浜駅の定期券販売所で実際の1日乗車券と引き換える必要があります。

私鉄往復セット券

京浜急行電鉄

みなとみらい線1日乗車券と最寄駅から横浜駅までの往復乗車券がセットになったフリーパスを一部私鉄路線で発売しています。

往復券と1日乗車券をまとめて購入できて便利なうえ、往復運賃の割引率も高いのでおススメです。基本的にすべてのきっぷが駅で簡単に購入可能です。

■東急電鉄「みなとみらいチケット」
 往復区間:東急線各駅〜横浜駅

■相模鉄道「相鉄MMチケット」
 往復区間:相鉄線各駅〜横浜駅

■京浜急行「横浜1DAYきっぷ」
 往復区間:京急線各駅〜横浜駅
 対象外 :泉岳寺駅
 ※市営地下鉄および市営バス指定区間も乗り降り自由

■西武鉄道「西武横浜ベイサイドきっぷ」
 往復区間:西武線各駅〜横浜駅
      副都心線,東急東横線経由
 ※東京メトロ副都心線も乗り降り自由

■東武鉄道「東武横浜ベイサイドきっぷ」
 往復区間:東武東上線,越生線各駅~横浜駅
      副都心線,東急東横線経由
 ※東京メトロ副都心線も乗り降り自由

みなとみらい沿線観光

みなとみらい線は全区間を乗車しても8分ほどの短い路線ですが、横浜のベイエリアを結んでいるため沿線には観光名所が数多くあります。

横浜ベイエリアのなかでも近年開発されたみなとみらいエリア、モダンな建築が立ち並ぶ県庁・日本大通りエリア、2つの異なる雰囲気を持っており、横浜でもエリアごとに違った雰囲気を楽しむことができます。

横浜駅

横浜エリア最大のターミナル駅。
JR各線と京急線、東急東横線、相鉄線、横浜市営地下鉄が乗り入れています。繁華街の西口エリアと、そごうや横浜ベイクウォーターなど大型商業施設のある東口エリアに分かれています。

【主な観光名所
横浜ベイクォーター、シーバスのりば、そごう美術館、アソビル

新高島駅

各駅停車しか停まらないみなとみらい線沿線最後の開発エリア。
京急グループ本社をはじめ大手企業のオフィスが移転してきたこともあり、企業ミュージアムも多いです。

主な観光名所
横浜アンパンマンこどもミュージアム、原鉄道模型博物館、京急博物館、S/PARK Museum

みなとみらい駅

平成初期に開発された「みなとみらい21」エリアの中心地。

横浜ランドマークタワーを筆頭に超高層ビルが林立し、低層階は商業施設になっています。横浜美術館やコスモワールドなどの観光施設も多いエリア。特にコスモロック(大観覧車)はみなとみらいの象徴的な建物です。

【主な観光名所
横浜ランドマークタワースカイガーデン、帆船日本丸、横浜美術館、横浜コスモワールド、カップヌードルミュージアム、万葉倶楽部、横浜赤レンガ倉庫

馬車道駅

日本大通り駅と同じく歴史的建造物が多いエリア。

神奈川県立歴史博物館をはじめ、既存建築を利用した博物館やギャラリーも多いです。

【主な観光名所
神奈川県立歴史博物館、日本郵政歴史博物館、YCC横浜都市創造センター

日本大通り駅

横浜開港以来発展してきた歴史あるエリア。
日本大通沿いを中心に歴史的建造物も現存しています。そのなかでも横浜三塔(神奈川県庁,横浜開港記念館,横浜税関)は特に有名です。

海沿いには大さん橋や象の鼻パークなど広々とした公園が多く、山下臨港線プロムナードを利用すれば赤レンガ倉庫や山下公園まで歩くこともできます。

【主な観光名所
横浜三塔、大さん橋、象の鼻パーク、横浜赤レンガ倉庫、横浜開港資料館、シルク博物館、日本新聞博物館、放送ライブラリー、横浜ユーラシア文化館、横浜公園、横浜スタジアム

元町・中華街駅

みなとみらい線の終着駅。
駅周辺は雰囲気の異なる複数のエリアがあります。

異国情緒あふれる中華街と海沿いには山下公園があり、停泊している氷川丸は博物館として公開されています。

元町川沿いにお洒落な雰囲気の元町商店街、坂を上ると異人館や外国人墓地のある閑静な山手エリアにも近いです。

【主な観光名所
横浜中華街、横浜大世界、ヨコハマおもしろ水族館、山下公園、日本郵船氷川丸、シーバスのりば、横浜マリンタワー、横浜人形の家、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA、元町商店街、元町公園、港の見える丘公園、神奈川近代文学館、山手異人館(ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手資料館ほか)