
- 小田急線各駅〜藤沢駅までの割引往復乗車券
- 小田急江ノ島線藤沢〜片瀬江ノ島駅間が乗り降り自由
- 江ノ電全線が乗り降り自由
- フリーエリア内の協賛店18施設で優待割引
江の島鎌倉フリーパスは小田急電鉄が販売する割引周遊券。
購入駅から藤沢駅までの割引往復乗車券に加え、小田急江ノ島線の藤沢〜片瀬江ノ島間、江ノ島電鉄全線のフリーパスがセットになっています。鎌倉湘南エリアでは唯一の往復乗車券付きのフリーパスのため、小田急沿線の方にはオススメのきっぷです。
小田急線各駅で購入することができます。
当日であれば各駅の自動券売機で、事前であれば駅窓口で購入することができます。

小田急は観光に便利な特急ロマンスカーも運行しています。
ロマンスカーは全車指定制のため、乗車時にはフリーパスのほかに座席指定特急券が必要になります。
箱根を休日を中心に「えのしま号」が新宿と片瀬江ノ島を結んでおり、所要時間は1時間20分ほど。リクライニングシートと大きな窓が特徴で、江の島まで快適に移動できるのが魅力的です。
休日は満席になってしまうことも多いので、事前購入がオススメ!
小田急線の駅に行かなくても、「e-Romancecar」などWEBから予約と購入が可能です。
乗車日の1ヶ月前から販売開始です。

江の島鎌倉フリーパスはどのくらいおトクなきっぷなのでしょうか。
小田急沿線で利用客の多い、新宿駅を例にご紹介します。
江ノ電2回乗車でおトク
新宿駅から利用する場合はおとな1,520円、こども770円。
新宿〜藤沢の往復運賃は1,278円。江ノ電の初乗り運賃は200円ですので、江ノ電に2回乗車するだけで元を取ることができます。ちなみに江ノ電全区間(藤沢〜鎌倉)を往復すると運賃は620円です。
江ノ電にあまり乗らず、江の島を重点的に楽しみたい方には「江の島1dayパスポート」がおススメです。
同じく小田急線各駅で販売しています。
こんな方におススメ

江の島鎌倉フリーパスはこんな方におすすめのきっぷです!
- 小田急沿線または新宿駅利用の方
- 江の島と鎌倉どちらも観光したい方
- リーズナブルに旅行したい方
江の島にもっとも近い片瀬江ノ島駅まで新宿から直行しているのが小田急線の強み。
駅を降りれば江の島はすぐ目の前。片瀬海岸は徒歩5分ほどの距離なので夏は海水浴にも便利です。
もちろん鎌倉方面へも藤沢駅で江ノ電に乗り換えれば30分ほど。
日帰り旅行でも鎌倉と江の島を十分に観光することができます!
現地までの往復運賃が割引になるのは他のきっぷにはない魅力です。
利用可能路線&フリーエリア


- 小田急江ノ島線 藤沢駅〜片瀬江ノ島駅間
- 江ノ島電鉄線(江ノ電)全線
※往復券の区間内でも途中下車は可能(駅係員に提示)
販売場所

1.小田急線各駅の自動券売機(当日のみ)
2.小田急線駅窓口
3.小田急トラベル各営業所
4.主な旅行代理店
当日利用の場合は自動券売機での購入をおススメします。
枚数が多く事前に購入したい場合は旅行代理店での購入もできますが、手配には手数料がかかる場合もありますのでご注意ください。
小田急線以外の私鉄でも購入可
江の島鎌倉フリーパスは小田急線以外の私鉄路線でも販売しています。
- 相模鉄道(本線・いずみ野線)各駅
- 東急電鉄(田園都市線)各駅
- 西武鉄道(新宿線・池袋線ほか)各駅
小田急線と乗り換え可能な私鉄3社の指定路線の駅で購入可能。
きっぷの内容は同じですが、もちろん購入駅からの往復乗車券が付いています。各社で細かいルールがありますので参考にしていただければと思います。
対象路線:相鉄本線,いずみ野線
発売箇所:各駅自動券売機(大和駅,湘南台駅を除く)
※小田急線への乗り換えは大和駅のみ(海老名駅,湘南台駅は不可)
対象路線:田園都市線
発売箇所:各駅の自動券売機(中央林間駅を除く)
※小田急線への乗り換えは中央林間駅
対象路線:各路線(有楽町線,多摩川線を除く)
発売箇所:各駅の自動券売機および窓口
(池袋駅,西武新宿駅,新桜台駅,小竹向原駅を除く)
※新宿線経由は西武新宿駅から小田急線に乗り換え
※池袋線経由は池袋駅からJR線を利用して新宿駅で小田急線に乗り換え
※池袋線経由の場合、JR線運賃(池袋〜新宿)は別途支払
※池袋線の一部の駅では池袋線経由と新宿線経由が選択可能
優待割引施設


新江ノ島水族館、江の島エスカー、江の島シーキャンドル、江の島岩屋、江の島アイランドスパ、長谷寺、鎌倉宮、鎌倉文学館、鎌倉市鏑木清方記念美術館、鎌倉市川喜多映画記念館
主に入場料割引や粗品進呈の特典があります。
そのほか飲食店8店舗でも金額の5%割引サービスがあります。