『まわりゃんせ』で伊勢鳥羽志摩を巡る旅①しまかぜ予約・乗車編

伊勢志摩旅行記その1

伊勢志摩の観光に便利な「まわりゃんせ」をご存じでしょうか。

近鉄が発売している観光パスポートで、往復券と現地でのフリーパスと観光特典の付いたおトクなきっぷです。この記事は「まわりゃんせ」を実際に利用した2泊3日の旅行記です。実際に使ってみた感想や気が付いた点なども書いていければと思います。

※実際の画像は2017年のものです

お出かけ前の準備

まわりゃんせ画像

初めての伊勢志摩旅行。

せっかく2泊3日で旅するのならば、現地でたくさん観光したいのでフリーパスを購入します。今回はレンタカーは利用せず、電車移動がメインなので近鉄の発売している「まわりゃんせ」を購入しました。

「まわりゃんせ」は伊勢鳥羽志摩観光パスポートという肩書きがあり、かなり内容の詰まったフリーパスです。近鉄の往復券と現地の乗り放題券に加えて観光施設の入場料がセットになっているので現地での精算がほとんど必要ありません。特に今回は初めてということもあり、なるべく色々な観光施設を巡りたいので最適です。

関東でまわりゃんせを購入するには

まずは旅行前に「まわりゃんせ」を購入します。

東京をはじめ関東圏に住んでいると「まわりゃんせ」を手に入れるのに少し苦労することです。関東に限ったことではありませんが、近鉄駅が近くに無い場合は購入できる手段が限られてしまいます。

まわりゃんせ引換券

近鉄エリア外ではどこで買えるかというと、旅行会社かネット注文です。

2021年から近鉄公式サイトからネット注文できるようになりましたが、それまでは旅行会社で購入するしかありませんでした。まぁ、旅行会社に行けば購入と同時に特急の予約もできるので一石二鳥ですね。

ちなみにネット注文の場合はきっぷが自宅に郵送されてきます。特急券の事前購入が少し難しく、ネットでも予約できるのですが、前日「まわりゃんせ」の得点で特急券を追加料金なしで予約した場合は前日まで(もしくは予約から8日以内)に近鉄駅で引換えを行わないといけないのです。遠方在住だと厳しいですね。もちろん、旅行当日に直接窓口で予約することもできますが、満席のことも考えると少し不安ですよね。

乗りたい特急車両がある場合や、必ず予定通りの列車に乗りたい場合は旅行会社で購入するのが先決ですね。

まわりゃんせ豆知識 ①

関東で購入するなら旅行会社かネット購入
・特急の予約は1か月前の10時半から開始

旅行会社で特急を予約をする

まずは旅行会社を訪ねます。

今回の旅行では観光特急しまかぜに乗車したいという目的があったので、まわりゃんせの購入と特急の予約を一緒に行います。近鉄特急の発売開始日は乗車日の1か月前の10時30分から開始します。仕事の関係で発売開始日に行くことはできなかったので、3日後の夕方に購入しに行きました。

訪れたのは近畿日本ツーリストのヨドバシ横浜営業所です。駅前のヨドバシカメラの7階にありました。偶然近鉄関連の旅行会社に行きましたが、JTBや日本旅行の店舗でも購入することができるようです。

「まわりゃんせ」を購入する際には利用開始日を指定します。

ちなみに出発する駅(旅を始める駅)を指定する必要はありません。まわりゃんせは近鉄線内のどこから乗車しても同一料金になっています。有効期間は旅行開始日から4日間です。

しまかぜ特急券

当初の予定では、近鉄名古屋から賢島駅までしまかぜに乗車したかったのですが、残念ながら2人並びでは満席とのこと。何としてもしまかぜに乗車したかったため、京都発で調べてもらうとまだ空席があったため予約しました。東京方面からだと少し遠回りになってしまいますが、やむを得ず。ちなみに先頭の展望車両はすでに埋まっていたので2号車で予約しました。

金曜日に乗車予定でしたが、土日の次に金曜日は早めに予約が埋まる傾向にあるようです。また、近鉄名古屋発着は新幹線からの乗換えも便利で東京方面からの利用者が多いので、しまかぜの運行ルートでも人気なのかもしれません。

帰りの特急券も一緒に予約します。

往路は伊勢市駅から近鉄名古屋駅までの伊勢志摩ライナーです。コンパートメント型のツイン席が乗りたかったのですが、こちらもすでに満席。レギュラー車両で予約しました。

往復の特急券はまわりゃんせを使えば追加料金なしで購入できます。ただし、しまかぜに乗車する場合は別途特別車両料金が必要です。京都~賢島間の特別車両料金は1,160円でした。

まわりゃんせ豆知識 ②

購入時に出発日を指定、出発駅は指定しなくてOK
しまかぜに乗車するなら予約はお早めに
・旅行会社購入の場合は引換券(当日に現地で引換え)

1日目(しまかぜ乗車と賢島観光)

2月24日金曜日。晴れ。

京都駅を起点に伊勢志摩旅行を開始します。1日目は特急しまかぜに乗車して終点の賢島駅まで行き、賢島を観光をします。まずは京都駅で「まわりゃんせ」を引き換えます。

窓口でまわりゃんせを引き換える

まわりゃんせ画像

京都駅の窓口にてチケットを引き換えます。

旅行会社で渡されるのは「まわりゃんせ」と往復乗車券の引換券と企画特急券と記載された紙。まわりゃんせの本体と自動改札機に投入する乗車券は当日現地で引換が必要です。特急券は改札に投入する必要がないのでそのまま使用できます。

まわりゃんせ裏面

引換券を渡すと3つ折りのパスポートと、ご利用ガイドがもらえます。

このパスポートは対象の施設に入場したり、現地のバスや船に乗車する時に提示する大切なものです。ほかに現地フリーエリア(松阪市~賢島駅間)内で利用できる特急券引換券と手荷物無料配送用利用券も付いています。これらは利用時に必要な部分を切り取って渡します。

利用ガイドには詳しい使用方法と入場入館できる観光施設の情報や地図が記載されています。

京都発しまかぜに乗車

京都発のしまかぜは10時ちょうど出発です。

出発の20分前頃に1番ホームに入ってきました。最近の観光列車は「かわいい」とか「ゆるい」感じのデザインが多いなか、しまかぜはエッジの効いたシャープなデザインですね。先頭のデザインもキリっとしてます。

しまかぜは2013年にデビューしたので、新しさが感じられます。

車内に入ることができるまで少し外観を見学します。車両は6両編成。先頭はハイデッカーの展望車両、カフェ車両はダブルデッカー(2階建て)など号車ごとで全く異なる外観をしているのが特徴です。

しまかぜの車内と車窓

観光特急しまかぜ座席

今回予約したのは2号車。
賢島方面の先頭車両が1号車なので前から2番目の車両です。

車内に入ると白を基調とした明るい空間で、座席が通路を挟んで2列+1列で並んでいます。前後の座席間隔も125cmと非常に広め。座ってみてもしっかり足を伸ばすことができました。

観光特急しまかぜシート

座席は本革を使用して電動リクライニングも備わったプレミアムシート。

隣り合っている2列でも座席は独立しているので自分専用のひじ掛けがあるのも嬉しいです。リクライニングを動かすにはひじ掛けに付いているボタンで操作します。座席はあえて倒さなくても比較的傾いているので、座り心地は非常に良かったです。

10時ちょうど京都駅を出発すると、おしぼりと記念乗車証が配られました。

しまかぜは車内販売もあるため、飲食物も気軽に購入できますしカフェ車両に食事に行くこともできます。終点の賢島駅まではたっぷり時間があるので、まずは座席を堪能することにします。

車内はフリーWiFiが飛んでいて、このWiFiに繋いで自分の端末で限定コンテンツを閲覧可能。現在地や先頭車両からの走行映像をリアルタイムで確認することができました。今後はここから、車内販売のオーダーとかできるようになったら便利ですね。

名古屋・京都・大阪難波の3方面で運行しているしまかぜですが、なかでも京都発着がもっとも走行距離が長いです。10時に出発した列車が終点の賢島駅に到着するのは12時47分。

起点から終点まで、2時間47分の旅です。

列車は京都線と橿原線を南下したのち、大和八木付近の連絡線で大阪線に乗り入れて伊勢志摩方面を目指します。伊勢市までの停車駅は近鉄丹波橋と大和西大寺、大和八木駅のみ。大和八木を出発するとかなりスピードも速くなって、奈良県と三重県の県境あたりの山々を爽快に走り抜けます。

カフェ車両、そして終点賢島へ。

観光特急しまかぜカフェ2階

しまかぜは12時1分に伊勢市駅に、続いて宇治山田駅に停車します。

ほとんどの乗客がこの2駅で下車したので、隣のカフェ車両に行ってみることに。3号車にあるカフェ車両は名前の通り、景色を楽しみながら食事ができるカフェがあります。

座席で食事やお弁当が提供される観光列車が全国で流行っていますが、カフェのある列車というのはとても珍しいです。特にしまかぜの場合はカフェが2階建てになっているところも特徴です。乗車前からずっと楽しみにしていました。

受付をすると景色が綺麗そうな2階に案内されました。

観光特急しまかぜカフェメニュー

カフェの座席はすべてが窓を向いたカウンター席。

海側を向いているので、伊勢志摩エリア特有の入江や干潟を眺めることができます。カフェのメニューは松坂牛カレーなど沿線にちなんだ軽食やデザートなどが中心です。私はケーキセットを注文。ケーキと洋菓子、ドリンクがセットになっています。

近鉄志摩線車窓

宇治山田駅から先は海と山の自然豊かな景色が続くため、カフェからの車窓も最高でした。しかし、カフェ自体は鳥羽駅を過ぎてしばらくするとクローズしてしまうので利用は早めのうちがよさそうです。

志摩市中心地の鵜方駅を出発すると、終点の賢島はもうすぐです。

観光特急しまかぜ画像

12時47分、定刻通り終着の賢島駅に到着。

快適なしまかぜの旅はこれでおしまいですが、最後にアテンダントの方が車両と記念写真を撮ってくれたりします。

賢島駅 近鉄特急

賢島駅は近鉄志摩線の終点。終着駅らしい行き止まり型の櫛型ホームになっていて、その先に駅舎があります。駅には各方面からやってきた特急列車が停車していて色鮮やかです。

現地に到着したので、ロッカーに荷物を置いて賢島観光を始めます。

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