鎌倉観光に便利!江ノ電1日乗車券『のりおりくん』の使い方

鎌倉江ノ島観光の移動手段としても有名な江ノ島電鉄。
江ノ電の愛称で親しまれ、地元の足としても100年以上の歴史があります。

単に鎌倉と江ノ島を結ぶだけではなく、路面電車の区間があったり、車窓から海が眺められたりと魅力あふれる鉄道です。4両編成のかわいい車両は、古き良き古都鎌倉にも馴染んでいますよね。

江ノ電では観光向けの多くの1日乗車券を発売しています。
そのなかでも「のりおりくん」はリーズナブルで優待施設もあるお得なフリーパスです。

今回は、江ノ電1日乗車券「のりおりくん」の使い方や購入方法をご紹介します。

江ノ電のりおりくんとは?

  • 江ノ電が1日乗り降り自由
  • 通年販売で駅の自動券売機で購入可能
  • 40ヶ所以上の沿線施設で優待割引がある

のりおりくんを購入することで、江ノ電の全線が1日乗り放題になります。

金額はおとな650円、こども330円。
藤沢駅や鎌倉駅など江ノ電全駅の自動券売機で購入することができます。

のりおりくん最大のポイントは、きっぷを見せるだけで沿線施設で割引特典を受けられるところ。江の島シーキャンドルをはじめとした観光施設や飲食店など沿線40ヶ所以上の施設が対象となっています。

江ノ電に乗って、途中下車を楽しむ方におススメのきっぷです。

江ノ電のりおりくんの使い方

レトロな雰囲気が漂う300形

のりおりくんはどのくらい乗車すればおトクなのでしょうか。

江ノ電の初乗り運賃は200円ですから、最長区間で3回、最短区間でも4回以上乗車する場合はお得になる乗車券です。沿線の有名観光地である鎌倉、長谷、江の島の3ヶ所を観光する場合はもちろん「のりおりくん」がおトクになります。

途中下車するほどおトク

のりおりくんは途中下車をするたびおトクになるきっぷです。

沿線にはさまざまな魅力がありますので、気軽に下車してみることをおススメします!
参考までに主要駅間の運賃を見てみましょう。

【参考運賃】
鎌倉駅-長谷駅 …200円
藤沢駅-江の島駅…220円
鎌倉駅-江の島駅…260円
長谷駅-江の島駅…260円
藤沢駅-長谷駅 …310円
鎌倉駅-藤沢駅 …310円

江ノ電沿線のみどころ

江ノ電の沿線には多くの観光地があります。

古都鎌倉をはじめ、大仏が鎮座する長谷、湘南の海が迫る稲村ケ崎や七里ヶ浜、風光明媚な江の島など短い区間に魅力が凝縮されていて、途中下車が楽しい路線です。

特に有名な場所は鎌倉と長谷、江の島の3ヶ所。
ちなみに長谷駅に乗り入れているのは江ノ電だけです。

こちらのきっぷもおススメ

鎌倉・江の島エリアでは、他にもさまざまなフリーパスが販売されています。
他のフリーパスの方がお得な場合もありますので、旅行の計画に合ったきっぷを利用しましょう!

鎌倉フリー環境手形

鎌倉の路線バスと江ノ電の指定区間が乗り放題になるきっぷです。

鎌倉駅と有名寺社があるエリアを結ぶ5つの路線バスが利用できるため、鎌倉エリアをくまなく観光したい方にはおススメのきっぷです。鎌倉駅から観光スポットまで距離がある場合が多いのでバスを利用すると非常に便利。運行本数も比較的多いので◎

【金額】おとな600円・こども300円
【内容】江ノ電(鎌倉-長谷間のみ)、路線バス5路線
【特典】協賛寺社・飲食店での割引や粗品進呈の優待あり
【販売】鎌倉市観光案内所、京急バス鎌倉駅前案内所、江ノ電インフォメーション、江ノ電鎌倉駅

鎌倉・江の島アフタヌーンパス

午後限定の江ノ電1日乗車券と江の島観光チケットのセット。

13時以降という時間制約のあるきっぷですが、午後に江ノ電で江の島観光をする人には便利です。江の島シーキャンドルをはじめとした観光スポットにも1日1回入場できます。

【金額】おとな1,210円、こども610円
【内容】江ノ電全線(但し、13時以降)
【特典】江の島観光施設3カ所の入場券、沿線施設の優待
【販売】江ノ電の鎌倉駅、長谷駅、江ノ島駅、藤沢駅

江ノ電のりおりくんの基本情報

利用可能路線

江ノ島電鉄全線 (藤沢駅~鎌倉駅間)

金額&発売場所

【時期】通年販売
【期間】当日に限り有効
【金額】おとな650円、こども320円
【購入場所】江ノ島電鉄全駅の自動券売機

のりおりくんは江ノ電全駅の自動券売機で購入可能です。
発売当日に限り有効です。事前の購入はできませんのでご注意ください。

乗車方法としては、自動改札機のある駅では通常のきっぷと同じように改札機を通します。改札機のない無人駅ではそのまま乗り降りして大丈夫ですが、臨時の駅員さんがいる場合はきっぷを見せたほうがよいかもしれません。

優待施設でも同じように精算時にきっぷを見せることで割引対象となります。