路線バスで金沢観光!北鉄バス1日フリー乗車券の使い方【販売場所・料金・乗車方法】

百万石の城下町,金沢観光には路線バスが便利。
バスで乗り降りする度に運賃を支払うのも手間なので、北鉄バス1日フリー乗車券がおススメ。

金沢周遊バスや兼六園シャトルという観光地を巡回する路線バスが1日乗り放題になるお得なきっぷです。

この記事では、金沢観光に最適な北鉄バス1日フリー乗車券をご紹介します!

北鉄バス1日フリー乗車券とは

北鉄バス1日フリー乗車券は、金沢市内観光向けのフリーパスです。
北陸鉄道バスの指定バス路線が1日何度でも乗り降り自由になります。

北鉄バス1日フリー乗車券のポイント!

  1. 周遊バスが1日乗り放題
  2. エリア内路線バスにも乗車可
  3. 観光施設での入場割引つき

このきっぷでは、金沢市街地を走る北鉄バスが運行する2種類の周遊バスをはじめ、指定エリア内を走る北陸鉄道の路線バス全線に乗車することができます。

発売価格はおとな500円,こども250円。

北鉄バスの初乗り運賃は200円(周遊バスは均一200円)なので、1日3回以上バスに乗れば元を取ることができます。そのため、2つ以上のエリアを巡る場合はお得です。
車内での運賃支払いの手間を省くこともできるので、1日滞在する場合は購入をおススメします。

観光客に嬉しい特典として,市内の観光施設の入場割引が付いています。
きっぷを見せるだけで,市内20ヶ所以上の施設で割引が適用。人気スポットとして知られる金沢21世紀美術館も対象施設です。

乗車可能路線&エリア

  1. 城下まち金沢周遊
  2. 兼六園シャトル
  3. 北鉄バスグループ路線バス

この1日乗車券では主に、市内周遊バス「城下まち金沢周遊」と「兼六園シャトル」に乗ることができます
どちらも金沢駅から兼六園やひがし茶屋街といった有名観光地を結ぶ旅行者向けの巡回バス。そのほか、指定エリア内の北陸鉄道が運行する路線バスすべてに乗車が可能です。

城下まち金沢周遊バス

金沢周遊バスは金沢市街地を巡回するバスです。

日中の運転は15分で,金沢駅東口を起点に市内を40〜50分程度で一周しています。
2系統があり, 右回りルート(赤色),左回りルート(緑色)を目的地によって使い分けると便利です。

金沢駅東口は7番のりばから発着します。

左回りの場合、金沢駅を出発したバスは、近江町市場→香林坊→片町→広小路(にし茶屋街)→広坂・金沢21世紀美術館→兼六園下・金沢城→橋場町(ひがし茶屋街)の順に巡って金沢駅に戻ります。右回りはその逆の順番で回っています。

兼六園シャトル

兼六園シャトルは金沢駅と兼六園を往復するバスです。

日中は20分間隔で運転しており,金沢駅東口を起点に40分で一周します。
兼六園方面への速達バスです。兼六園と金沢城公園、金沢21世紀美術館に向かう場合は、周遊バスよりも早く目的地に行くことができます。

金沢駅東口は駅出口に最も近い6番のりばから発着します。

金沢駅を出発したバスは,、近江町市場→香林坊→広坂・21世紀美術館→県立美術館・成巽閣→兼六園下・金沢城の順に停車し、往路と同じ道で金沢駅東口まで戻ります。

北鉄バスのその他路線

北鉄バスが運行する路線バスすべて乗車することができます

北鉄バスはオレンジ色の車体が目印です。
金沢駅から近江町市場や香林坊を経由する路線バスは多いので、周遊バス以外の路線を利用すると待ち時間も少ないです。ただし、間違えて乗車してエリア外に乗り越してしまうと別途運賃が必要になるので注意が必要です。

乗車できないバス

金沢市内は北鉄バス以外の路線バスも運行しています。

この乗車券では,西日本ジェイアールバスが運行するまちバスや金沢市が運行する金沢ふらっとバスには乗車できません。また、北鉄バスが土曜日限定で運行する金沢ライトアップバスも利用対象外。ライトアップバスに関しては専用のフリー乗車券が販売されています。

割引特典施設

安江金箔工芸館、金沢蓄音器館、泉鏡花記念館、寺島蔵人邸、徳田秋聲記念館、志摩、懐華樓、成巽閣、石川県立美術館、石川県立歴史博物館、加賀本多博物館、金沢21世紀美術館、金沢能楽美術館、加賀友禅会館、中村記念美術館、金沢ふるさと偉人館、鈴木大拙館、室生犀星記念館、前田土佐守家資料館、武家屋敷跡野村家、長町友禅館、四高記念文化交流館、金沢くらしの博物館、天徳院、金沢湯涌夢二館、金沢湯涌江戸村、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 (2020.1現在)

金沢市内25ヶ所以上の施設が割引対象です。

受付に対象施設のステッカーが貼ってある施設で利用可能。
割引額は施設ごとに異なります。割引額の詳細は北陸鉄道の公式ホームページに公開されていますので、気になる方はご覧ください。

発売場所

最後に販売場所についてご紹介します。

乗車券は北陸鉄道グループ窓口のほか、市内宿泊施設などで取り扱っています。
北陸新幹線や小松空港からリムジンバスで訪れる方は、金沢駅で購入するのが便利です。

周遊バスを含む北鉄バス車内での販売は行っていないため、必ず乗車前に購入しましょう。

金沢駅には乗車券を販売する窓口が3か所あります。
東口バスターミナル北鉄グループ案内所がもっとも便利。JR金沢駅東口を出てすぐ、もてなしドーム内中央に「バスチケット窓口」と書かれた北鉄グループ案内所があります。

窓口営業時間外の早朝や夜間には、宿泊施設での購入がおススメです。

金沢駅周辺

金沢駅東口バスターミナル北陸鉄道グループ案内所
場所   JR金沢駅東口よりすぐ(もてなしドーム内1階)
営業時間 7:40~18:30

北鉄駅前センター
場所   JR金沢駅東口より徒歩2分(北鉄金沢駅付近1階)
営業時間 7:00~20:00

金沢駅西口バスターミナル北陸鉄道グループ案内所

場所   JR金沢駅西口より徒歩1分(北鉄バス待合室内)
営業時間 7:00~20:00

金沢中心部

北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店
場所   武蔵ヶ辻停留所すぐ(名鉄エムザ1階黒門小路)
営業時間 9:00~19:00

片町サービスセンター

場所   片町停留所すぐ(金劇パシオンビル1階)
営業時間 10:00~19:00

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