岩瀬浜駅は富山地方鉄道 富山港線の終着駅です。
1924年に富岩鉄道の岩瀬港駅として開業。その後は路線譲渡や国有化を経てJR西日本富山港線の駅となるも2006年に富山港線は廃止。LRT化工事のあと富山ライトレールの終着駅として再び開業した歴史があります。
北陸新幹線開業と並行して実施された富山駅高架化が完成すると、富山市内軌道線(市内電車)との直通運転を見据えて2020年に富山地方鉄道に吸収合併。現在はすべての列車が富山駅から先、市内線に直通します。経路は4・5・6系統の3種類が運行されています。
駅は片面1面1線の低床ホームとバス停が直結した構造になっており、フィーダーバス(岩瀬・大広田・浜黒崎ルート)とスムーズな乗り継ぎができるようになっています。フィーダーバスは富山港線と接続するダイヤが組まれており、ICカードの場合は乗り継ぎ割引が適用されます。
近隣には運河クルーズ「富岩水上ライン」が発着するカナル会館や、北前船の寄港地として栄えた東岩瀬の街並みなど名所も点在しています。
路線 :富山地方鉄道 富山港線 岩瀬浜駅
住所 :富山県富山市岩瀬天神町
開業日:2006年4月29日
訪問日:2014年8月6日