名古屋鉄道 豊川線 豊川稲荷駅を訪ねる~古刹・豊川稲荷の最寄り駅~

名古屋鉄道の豊川稲荷駅は豊川線の終着駅です。豊川稲荷の最寄り駅として駅前は門前街として栄えているほか、JR飯田線の豊川駅も隣接しています。

名古屋鉄道 豊川線 豊川稲荷駅


豊川稲荷駅は名古屋鉄道豊川線の終着駅です。

名鉄豊川線は国府駅と豊川稲荷駅間を結ぶ、路線距離7.2㎞の短い路線。路面電車と同じ軌道線の扱いですが、全区間で専用軌道を走っているため、国府駅から名鉄名古屋本線との直通運転も行っています。

駅は終着駅らしい頭端式1面2線の構造ホームで、6両編成停車分の長さがあります。

ホームと直結する地上駅舎には駅事務室もあり、終日にわたって駅員が勤務しています。
駅舎は私の訪問したあと、2020年に建て替えを行って綺麗になりました。

豊川線の列車は毎時2~4本程度の運行。朝と夕方を中心に名古屋本線方面への直通列車も設定され、快速特急、特急、急行、準急、普通の5パターンあり、豊川線内はすべて各駅に停車します。平日日中は国府止まりの普通列車のみの運転です。

駅前は大きめのロータリーがあり、JR飯田線の豊川駅が隣接。

JR飯田線は豊川駅~豊橋駅間が複線化されているため、名鉄豊川線よりも列車の本数も多いのが特徴です。2階建ての橋上駅舎は名鉄駅舎に比べるとずいぶん立派。JRの利用者が多いことが伺えます。

豊川稲荷は三河エリアで屈指の規模を誇る古刹。

駅から5分ほどの距離にあり、駅前は門前街として発展してきた歴史があります。正月や月例祭の時期は参詣客で大いに賑わいますが、豊川線では臨時列車の運転は行っていないようです。

豊川稲荷駅の情報

路線 :名古屋鉄道豊川線
住所 :愛知県豊川市豊川町仁保通18番地
開業日:1954年12月25日
訪問日:2004年1月5日
    ※画像はすべて訪問時に撮影したものです