東武佐野線 佐野市駅~CMでお馴染み佐野厄除け大師の最寄り駅~

東武鉄道 佐野線 佐野市駅


佐野市駅は東武佐野線の駅です。

栃木県佐野市の名前を冠する駅ですが、市街地の南側の少し外れた場所に位置しています。隣駅の佐野駅が市街地に近く、JR両毛線も乗り入れるターミナル駅になっています。

佐野市駅と佐野駅、紛らわしいのでホームにも注意書きが設置されています。

駅は相対式ホーム2面2線構造の地上駅です。

駅舎は近年リニューアルされたようで、和テイストな落ち着きのあるデザインに仕上がっています。駅舎内には駅窓口があって、時間帯限定ではありますが駅員さんがいます。広々とした待合室も完備されていました。

入口付近には紋章のようなイラストが描かれており可愛らしいです。

佐野市の鳥であるオシドリ、そして市の木であるマツがあしらわれています。

駅舎側にあるのは下り(葛生方面)ホームの1番線。

反対側の上り(館林方面)ホームの2番線とは館林寄りにある地下道で繋がっています。上りホームは島式になっていて、かつては2番線の隣に3番線があったようですが、現在は柵が設けられて使用されていませんい¥。

駅構内には、そのほかにも使用されてない線路がいくつか残されています。

佐野線は石灰石輸送が盛んであったため、往時は旅客列車のほかに貨物列車も多く行き交っていたそうです。ホームのない中線や上りホーからは、かつての面影を偲ぶことができます。

佐野線は館林~葛生間の普通列車が基本。
2両編成のワンマンカーがトコトコと走っています。

佐野市駅を発着する列車は、各方面毎時1,2本程度。
日中は毎時1本で朝ラッシュ時間帯は毎時3本の時間帯もあります。

佐野線から伊勢崎線に直通する特急列車「リバティりょうもう」が毎日1往復運転されており、佐野市駅にも停車します。

駅周辺は閑静な住宅街で、駅前は人気もまばらな印象。
商業施設はありませんが、スポーツクラブが隣接しています。

佐野厄除け大師こと惣宗寺は駅から徒歩10分程度。

関東在住であれば年末年始のテレビCMでお馴染みの寺院で、初詣の時期は非常に混雑することで有名です。


ナンバリングにも対応した駅看板 (2021)
日中は駅窓口も自動券売機も稼働 (2021)
ややこざっぱりしているが広々とした待合室 (2021)
駅舎と繋がっている下り方面1番ホーム (2021)
基本2両編成だがホームはやたら長い (2021)
2番ホーム側から見た1番ホーム (2021)
各ホームは地下道で繋がる (2021)
1番ホーム側の階段 (2021)
コンクリート打ち放しの地下道 (2021)
2番ホーム側の階段 (2021)
上り方面の2番ホームは島式構造 (2021)
かつて反対側に3番線があった (2021)

佐野市駅の情報

路線 :東武佐野線
住所 :栃木県佐野市上台町2164
開業日:1914年8月2日
訪問日:2021年9月25日
    ※画像はすべて訪問時に撮影したものです