JR南武線(浜川崎支線) 小田栄駅を訪ねる~平成生まれの無人駅~

JR南武支線小田栄駅の看板

小田栄駅はJR南武支線の駅。2016年に新たに誕生したJR東日本の戦略的新駅です。

JR南武支線 小田栄駅

JR南武支線小田栄駅画像

小田栄駅は南武線浜川崎支線の駅です。

JR東日本の戦略的新駅として2016年に開業。効果測定ののち、2020年に本設化した比較的新しい駅です。

JR南武支線小田栄駅付近の踏切
交差点と踏切が複雑に交わる小田踏切 (2017)

南武線の本線と接続する尻手駅と、浜川崎駅を結ぶ南武支線。主に川崎区内の住宅地を走りますが、南武支線は本線に直通しないこともあって本数が少ないです。

しかし、沿線では人口増加傾向にあり、マンションや大型商業施設も相次ぎました。南武支線の川崎新町~浜川崎間は2kmほどあるため、新規利用者を見込んで新駅設置が検討されます。

小田栄駅は川崎新町駅から約700mほどの距離にある、小田踏切付近に設置されました。

JR南武支線小田栄駅ホーム
小田栄駅1番ホーム (2017)

駅は相対式の2面2線構造。

小田踏切を中心に対角線上にホームが設置されているため、ホームごとに改札口があります。駅舎はなく無人駅ですので、各改札口にSuicaの簡易改札機と乗車証明の発券機が設置されています。

小田踏切バス停に停車する臨港バス
小田踏切バス停に停車する臨港バス (2017)

駅には臨港バスの小田踏切バス停が隣接します。

南武支線は川崎駅には直通していませんが、小田踏切バス停からは川崎駅行きの路線バスが発着しています。日中も毎時4本程度運行しているので、南武支線よりも本数が多めで利便性が高いです。

JR南武支線小田栄駅付近の踏切
交差点の三角地帯に小田踏切バス停がある (2017)

駅付近は道幅の狭い住宅街が広がっており、特に見るべきものはありませんが。駅の東側は近年再開発が行われ、コーナン川崎小田栄モールとイトーヨーカドーなど大型のショッピングモールとなっています。


小田栄駅の画像

 

小田栄駅の情報

住所 :神奈川県川崎市川崎区小田栄
開業日:2016年3月26日
訪問日:2017年7月19日