露坐の国宝 鎌倉の大仏/鎌倉 高徳院

鎌倉寺社巡り

鎌倉のシンボルといえば、今も昔も高徳院の鎌倉大仏。
奈良の東大寺と並んで日本の代表的な大仏として知られています。

国宝にも指定されている鎌倉大仏ですが、その歴史は未だに多くの謎に包まれています。
大仏殿がなく、青空の下に鎮座した姿に、武家都市の鎌倉らしい趣がありますよね。

年間を通じて、国内のみならず世界各国の観光客が訪れる人気の寺院。
休日と大型連休、紅葉シーズンなどは混雑必須ですが一見の価値があります!

今回は、鎌倉大仏と高徳院の魅力と観光情報をご紹介します。

すぐわかる!鎌倉 高徳院の魅力

高徳院3つの特徴

鎌倉大仏のある高徳院は、正式には大異山高徳院清浄泉寺という浄土宗の寺院。
鎌倉有数の観光スポットでありながら、歴史については不明な点が多いお寺です。

謎多き、露坐の大仏

鎌倉大仏は高徳院本尊の鋳造阿弥陀如来坐像です。
小高い山を背にして、青空の下に鎮座する「露坐の大仏」として有名です。
像の高さは約11.3m、台座を含んだ総高は13.35m。重量は約121tの鋳造仏。

その出自や経過については詳しい資料が残っておらず、不明な点が多いのが特徴。作風から当時流行した慶派(仏師の一派)と中国宋代の影響が伺えるため、鎌倉時代の作としては間違いないようです。 1252(建長4)年から建造が開始され、工期は比較的長期にわたっていたと考えられています。

創建当初は大仏を安置するための大仏殿などの建築物もありました。しかし、3度にわたる天災により倒壊。その後再建はされていませんが、大仏の周囲に大仏殿の礎石が残されており往時を偲ぶことができます。

大仏は内部拝観も可能

鎌倉大仏は像の内部に入ることができます。
大仏胎内拝観といい、大仏の背後にある受付で拝観料を別途20円支払って入場します。
内部通路は非常に狭いですが、中心広々とした空洞になっていて、鋳造技術や後年の補強の痕跡を見て取ることができます。内部から大仏を見ることができるのは不思議な感じですね!

昭和風情の残る売店

境内には昔ながらの雰囲気が印象的な売店が3店舗あります。
大仏向かって右手にある売店は高徳院直営の店舗。公式パンフレット(多言語版あり)や鎌倉関連の書籍、絵葉書などを取り扱っています。隣にはご朱印所もあります。
また、大仏の右手裏に1件と券売所前に1件、売店があります。こちらは鎌倉全般の土産店といった感じで、昭和風情の店構えがどこか懐かしく感じてしまいます。店内では鎌倉や湘南の土産物を幅広く販売しているほか、ソフトクリームなどの軽食も販売していますので、休憩にも最適です。

アクセスと拝観案内

高徳院の最寄駅は江ノ電の長谷駅です。
江ノ電を利用する方法のほかに、バスでのアクセスも可能です。

鎌倉駅からのアクセス

江ノ電利用

鎌倉駅(西口)から江ノ電で4分,長谷駅下車徒歩7分

鎌倉駅から長谷駅への移動ルートのメインは江ノ電。
日中は12分間隔で運行されており、長谷駅は鎌倉から3駅目です。
運賃は190円で、鎌倉江ノ島フリーパスをはじめとした各種乗車券も利用できます。

多くの観光客は午前中に鎌倉駅周辺を観光したあと、昼頃から長谷方面へ移動する傾向にあります。そのため、休日昼過ぎの時間帯は通勤電車並みに混雑する場合があります。ゴールデンウィークや紅葉シーズンなどは駅に入場規制がかかることもしばしば。

路線バス利用

鎌倉駅(東口)から路線バスで10分,「大仏前」停留所下車すぐ

【江ノ電バス】1番のりば
1番のりばはJR鎌倉駅のみどりの窓口の前にあります。オレンジ色の車体のバスです。
行き先は桔梗山湘南車庫藤沢駅南口。すべてのバスが大仏前を経由します。200円。

【京急バス】6番のりば
6番のりばはバスロータリーの島にあります。シルバーの車体に水色帯のバスです。
行き先は梶原鎌倉山江ノ島大船駅。すべてのバスが大仏前を経由します。 200円。

最寄りの「大仏前」停留所は高徳院の門前にあるため、非常に便利。
ただし、道路状況により到着時間が遅れる場合があります。

※どちらの運行会社のバスを利用しても運賃と所要時間は同じです
※Suicaをはじめとする交通系ICカードが利用できます

他方面からのアクセス

JR線/小田急線 藤沢駅から

【鉄道】江ノ電で30分(300円),長谷駅下車徒歩7分
【バス】藤沢駅南口1番のりばから江ノ電バス「鎌倉駅東口」行きで約20分(280円),「大仏前」下車すぐ
    ※毎時4本程度の運行。桔梗山行きは大仏前方面へ行きません。

JR線 大船駅から

【鉄道】JR横須賀線で7分(160円),鎌倉駅で江ノ電に乗換え4分(190円),長谷駅下車徒歩7分
【バス】大船駅東口3番のりばまたは4番のりばより京急バス「鎌倉駅」行きで約20~25分(240円),「大仏前」下車すぐ
    ※運行本数が少ないためあまりおススメできません

拝観時間

4月₋9月 8:00~17:30 10月-3月 8:00~17:00

拝観受付は閉門15分前まで可能です。
※大仏胎内拝観は16:30まで、受付は16:20までのためご注意ください

拝観料

おとな200円 小学生150円 未就学児は無料

入口にて拝観料を支払います。
大仏胎内拝観の際には、胎内入場口で別途20円を支払います。

※2019年9月1日に料金改定があり、おとな300円へと変更予定です

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