京王線で秋の高尾山観光へ!【行き方・所要時間・停車駅・割引きっぷ】

東京の身近な登山といえば高尾山。
都心からの電車でのアクセスも抜群です。

京王線は新宿駅から高尾山最寄りの高尾山口駅を結んでいます。頻繁に直通列車も運転しているので、新宿駅から乗り換えることなく行くことができます。

今回は、高尾山までのアクセス方法、所要時間や乗り方などをご紹介します。

京王線で高尾山口駅へ

京王高尾線停車駅

京王線は新宿駅を起点として郊外の京王八王子駅を結ぶ私鉄路線です。

途中の北野駅から分岐する高尾線があるので、高尾山に向かう際は、高尾線直通の高尾山口行きに乗車します。

京王線には特急・準特急・急行・快速・各駅停車など複数の種別があります。
そのなかでも途中停車駅が少ない特急もしくは準特急が便利

新宿駅から高尾山口駅までの所要時間は特急に乗車した場合はおよそ50分準特急ですと1時間程度です。

新宿から高尾山口駅までの片道運賃はおとな390円(IC388円)。
高尾山でケーブルカーやリフトを利用する場合は、京王線の駅で高尾山きっぷがおススメ。こちらは京王線の往復乗車券とケーブル・リフト券がセットになったきっぷで、通常のきっぷよりも20%安くなっていてお得です。

Mt.TAKAO号

Mt.TAKAO号は座席指定列車の有料列車。
運転日は新緑や紅葉シーズンの土日祝日です。

座席指定制の列車のため、乗車券のほかに410円の座席指定券の購入が必要。
事前に指定券を購入することで、ホームで並ぶことなく座席に座ることができるサービスが人気です。

下り方面の高尾山口行きは朝の時間帯に2本、上り方面の新宿行きは夕方に3本設定されていて、日帰り登山の時間帯に合わせたダイヤが組まれています。

Mt.TAKAO停車駅

停車駅は上りと下りで異なります。
下り方面は新宿駅を出発すると終点の高尾山口駅までノンストップ、途中駅には停車しません。所要時間は特急と同等の最速47分です。

上り方面は途中停車駅があります。
停車駅は高尾、めじろ台、北野、高幡不動、聖蹟桜ヶ丘、分倍河原、府中と終点の新宿駅です。府中駅から新宿駅まではノンストップで走行し、所要時間は最速で51分。途中の停車駅は乗車専用で、新宿駅以外で下車することはできません。

車両は京王ライナーとして使用されている最新型の5000系。

通路を挟んだ2名掛けの座席で、WEBで座席指定券を購入する場合は座席を選ぶこともできます。また、Free WiFiサービスに加え全席にコンセントが付いているためスマートフォンの充電をすることもできます。

夫婦やグループ同士で隣に座りながら、快適に移動したい方におすすめの列車です。 

特急

京王線特急停車駅

特急は京王線でもっとも停車駅の少ない速達列車です。

新宿駅から高尾山口駅までの所要時間は最速46分。
高尾線直通の特急は平日ダイヤを中心に毎時2本程度運転しています。

所要時間は時間帯によってまちまちですが、おおよそ50分前後。

停車駅は新宿、明大前、調布、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野、めじろ台、高尾、終点の高尾山口駅です。

京王線の特急は通勤車両で運転しているため、乗車に追加料金は必要ありません。

準特急

京王線準特急停車駅

準特急は特急の次に停車駅の少ない列車です。

新宿から高尾山口駅までの所要時間は最速で50分。
高尾線直通の準特急は土日ダイヤを中心に毎時3本程度運転しています。

特急よりも停車駅が多いものの、平均的な所要時間は50分〜1時間前後。特急とあまり変わりません。途中で特急に抜かされることもないので、休日は準特急に乗ることが多いと思います。

停車駅は新宿、笹塚、明大前、千歳烏山、調布、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野から先高尾線内は各駅に停車します。

急行(都営新宿線直通)

休日ダイヤ限定で地下鉄方面から直通する急行があります。

京王線は京王新線を介して都営新宿線と相互直通運転を行っています。
土日限定で地下鉄から高尾線に直通する急行列車があります。登山利用に便利な朝の時間帯に2本運転しています。

所要時間は本八幡駅から高尾山口駅まで1時間26分、神保町駅から1時間5分。
新宿駅は京王新線の新宿駅発着ですのでご注意ください。

停車駅は京王線内で新宿(京王新線)から先、初台、幡ヶ谷、笹塚、明大前、桜上水、千歳烏山、つつじヶ丘、調布、東府中、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野、めじろ台、高尾、終点高尾山口駅です。

高尾山きっぷ

高尾山きっぷ

京王線各駅から高尾山口駅までの往復割引乗車券
高尾山ケーブルまたはリフトの割引乗車券

京王線で販売している高尾山観光向けの割引きっぷです。

通常の乗車券の料金からの20%引きになっているため、ケーブルやリフトに乗る予定がある方には非常にお得。京王線および井の頭線の各駅自動券売機で販売しており、きっぷの有効期限は発売日当日のみです。

ケーブル・リフトは片道券と往復券どちらかを選ぶことができます。

新宿駅からの料金は、ケーブル・リフト往復でおとな1,390円こども700円。片道でおとな1,030円こども520円です。往復の京王線では座席指定券を購入することでMt.TAKAO号にも乗車することができます。

新宿駅での乗り方

京王線新宿駅はJR新宿駅の西口側にあります。

新宿駅は京王八王子方面に向かう本線と、高尾線、相模原線の列車が発着しているターミナル駅です。

高尾山口方面に向かう特急および準特急は2番ホームまたは3番ホームから発着しています。始発駅のため、早めにホームに並んでいれば確実に座席に座ることができます。

京王線新宿駅とは別に、京王新線の新宿駅もあるため注意が必要です。
京王線と京王新線の新宿駅はまったく別の駅。高尾山口方面に向かう場合のほとんどは京王線の新宿駅を利用します。

JR線から京王線に乗り換える場合は、JR中央西口付近に乗り換え専用改札が便利です。西口や出口専用の中央西口から出てしまうと改札外を歩く必要があるため迷いやすいです。

高尾山口駅に着いたら

高尾山口駅駅舎

京王高尾線の終着駅が高尾山口駅です。

高尾山にもっとも近い鉄道駅であり、多くの観光客で賑わっています。
2015年には駅舎が隈研吾のデザインでリニューアルし、グッドデザイン賞を受賞したことでも有名。駅改札外にはコインロッカーと待合室、お土産等を販売する売店が併設されています。また、駅直結型の温泉「京王高尾温泉極楽湯」があります。通常は朝8時から夜は23時まで営業しているので、登山後の休憩に最適です。

高尾山口駅から遊歩道を5分ほど歩いた場所にケーブルカー清滝駅やリフトの山麓駅があります。

清滝駅前は登山道のメインルートとなる1号路と裏ルートともいえる6号路の起点です。
駅から降りてすぐに登山を楽しむことができます。

新宿方面に帰る際にも特急か準特急が便利。

土日ダイヤはわかりやすく7時台から20時台まで各停と準特急が交互に発車しており、準特急は毎時3本運転しています。夜間(平日18時以降と土日21時以降)は快速と各停のみの運転になるため、途中の北野駅で特急や準特急に乗り換えが必要です。

 

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