風光明媚な古都と海岸が魅力の鎌倉湘南。
遠くからでも一度は訪れてみたい観光エリアでもあります。
今回は、東京から最も近い羽田空港から鎌倉へのアクセス方法をご紹介します。
電車で行くのが一般的ですが、直通の高速バスも運行しています。

羽田空港から鎌倉までの交通手段は電車と高速バスの2種類あります。
便利で一般的なルートは電車でのアクセス。
横浜駅で乗換えが必要ですが、所要時間は1時間ほどです。
一方で、鎌倉に直通する高速バスもあります。
乗換えの必要もなく便利ですが、本数は少なく予約制。
空港から直行してくれるため、快適に移動することができます。
次に、それぞれのルートや所要時間をご紹介します。

鎌倉までのアクセスは電車が一般的。
羽田空港から京浜急行線とJR横須賀線を利用します。
途中の横浜駅で1回乗り換えが必要です。
羽田空港からは、
エアポート急行「新逗子」or「金沢文庫」行き
に乗車して横浜駅で下車します。
横浜駅でJR線に乗り換えて、
横須賀線または湘南新宿ラインの「逗子」or「久里浜」行き
に乗車します。9番ホームから発車します。

所要時間は乗換時間も含めて約1時間程度。
運賃はICカードで710円、きっぷで720円です。
電車での詳しい行き方は、別の記事で紹介しています。
鎌倉までの直通高速バスが運転されています。
京急バスと江ノ電バスの共同運行で、羽田空港の全ターミナルと鎌倉駅間を結んでいます。
運行本数は1日2本のみ。
午前中9時台と10時台に1本ずつ設定されています。
鎌倉駅までの所要時間は1時間35分。
道路状況により時間は前後する場合があり、休日の鎌倉付近は渋滞が激しいため遅延する可能性があります。
運賃は片道1,400円。
乗車時の1ヶ月前からWEBや電話にて乗車券の予約をすることができます。
本数も少なく座席に限りがあるため、利用する際はあらかじめ予約をしておくことをおススメします。
高速バスでの詳しい行き方は、別の記事で紹介しています。

最後に、電車と高速バスそれぞれのメリットとデメリットをまとめました。
〇運転本数が多く、速達性がある
〇定時運行され、所要時間が短い
✕1回乗換えが必要
✕電車の行き先が複雑
電車の最大のメリットは運行本数が多いところです。
いつの時間でも1時間程度で鎌倉まで行くことができます。
便利とはいえ、首都圏に不慣れな方には不安もあります。電車の行先が複雑なので、どの列車に乗ったらいいか分からなかったり、下車駅で通り過ぎないように気を付けていなければいけません。
〇鎌倉駅まで直通している
〇座席定員制のため確実に座れる
✕事前予約制で本数が少ない
✕渋滞する可能性がある
一方で高速バスは、羽田空港から鎌倉駅まで直行しているので乗換えなどの不安がありません。
電車では混んでいて座れないことも多いですが、高速バスは座席定員制で必ず座ることができるので、快適に移動が可能です。
その一方で、運行本数が少ないのでタイミングが合わないと利用できないのが難点です。また、事前予約制のため早めに予約をしておく必要があります。予め予定が決まっていて、電車の移動に不安を感じる方はバスの予約をおススメします!