掛川駅は静岡県掛川市の中心駅です。東海道新幹線と東海道本線の駅で、天竜浜名湖鉄道の起点駅にもなっています。掛川城の城下町、東海道の宿場町として古くから栄えた街で、掛川城には復元天守があります。

掛川駅は東海道新幹線と東海道本線、天竜浜名湖鉄道の駅です。
新幹線も停車する駅のため、静岡地区の東海道本線の駅では規模も比較的大きく、乗降客数も多い掛川。新幹線の高架駅舎がある南口と、木造駅舎のある北口で大きく雰囲気が異なっています。市街地に隣接するのは北口ですが、広々とした駅前ロータリー周辺には高い建物も少なく、やや落ち着いた印象でした。

3路線の駅は東西方向に並行して設けられており、南側から東海道新幹線、東海道本線、天竜浜名湖鉄道の順にホームがあります。それぞれの路線で独立した改札がありますが、東海道本線から新幹線・天浜線へは乗換専用改札も設置されています。

東海道新幹線は各方面毎時2本程度、こだま号が停車します。
東海道本線は平日朝夕のホームライナーを含む普通列車がすべて停車、浜松・豊橋方面へは当駅始発の列車も多く設定されています。天竜浜名湖鉄道は当駅から浜名湖北側を経由し新所原を結ぶ第三セクター路線で、運転本数は毎時1,2本程度です。











掛川は掛川城の城下町として栄え、江戸時代には東海道の宿場町としても発展した歴史のある街です。
駅は市街地の南側に隣接しているため、北口側が栄えています。復元天守のある掛川城は駅から徒歩7分。周辺は掛川城公園として整備され、二の丸御殿や掛川市二の丸美術館などがあります。隣接する大日本報徳社は二宮金次郎の教えを広めるための施設で、建物が国重要文化財に指定されています。少し離れますが、小高い丘の上にある龍尾神社は境内のしだれ梅が有名な古社。
一方、南口側にはハシビロコウやフクロウが人気の掛川花鳥園が徒歩圏内。
つま恋リゾートや、資生堂アートハウスは少し離れているので自動車でのアクセスが無難です。
路線 :JR東海道新幹線、東海道本線、天竜浜名湖鉄道
住所 :静岡県掛川市南1丁目1番1号
開業日:1889年4月4日
訪問日:2018年8月11日
※画像はすべて訪問時に撮影したものです