伊豆箱根鉄道 大雄山線 小田原駅~天狗面が誘う大雄山線の起点駅~

大雄山線車両の画像

伊豆箱根鉄道 大雄山線 小田原駅


小田原駅は東海道新幹線をはじめ複数路線が乗り入れるターミナル駅です。

東海道宿場町や小田原城下町として発展した小田原市街地にある中心駅で、東海道新幹線、東海道本線、小田急線、箱根登山鉄道線などの路線が乗り入れていますが、伊豆箱根鉄道線の駅があることはあまり知られていないかもしれません。

伊豆箱根鉄道大雄山線の小田原駅は東口側に単独の駅舎があります。

改札内に入ると起点駅らしい頭端式2面2線のホーム。

実際には一番右手のホームは使用されておらず、列車は中央の1番・2番線から発着しています。

大雄山線は3両編成なので短いホームです。
すぐ隣にはJR東海道本線の小田原駅があり、一番手前の貨物線の線路と大雄山線の線路は繋がっています。

小田原駅から曹洞宗の古刹・大雄山最乗寺の最寄駅である大雄山駅を結ぶ路線。

改札口の上に設置されている巨大な高鼻天狗のお面は、最乗寺の天狗伝説に由来しています。利用者に睨みを利かせた天狗面のある改札はなかなか独特で、小さいお子様は怖がりそうですね。最乗寺は終点・大雄山駅から同系列の伊豆箱根バスに乗り換えて10分ほど。


小田原駅東口 (2018)
大雄山線小田原駅改札口 (2018年)
改札上にある天狗面 (2018年)
頭端式ホーム (2018年)
2番線停車中の列車 (2018年)
すぐ隣に東海道本線下りのホームがある (2018年)

小田原駅の情報

路線 :伊豆箱根鉄道 大雄山線
住所 :神奈川県小田原市栄町1丁目
開業日:1927年4月10日
訪問日:2018年9月17日
    ※画像はすべて訪問時に撮影したものです