
秩父駅は秩父鉄道の駅です。
1914年の10月に宝登山駅(現:長瀞)~当駅間を延伸した際に開業しました。1985年に完成した現駅舎は地場産業センターを兼ねたビル型の建物になっており、物産館やレストランのほか商工会議所が入っています。
改札口は駅舎の1階にあり、島式1面2線のホームとは地下通路で繋がっています。
秩父駅の東側には複数の留置線あり、以前は秩父セメントへの引き込み線がデルタ線で分岐していました。デルタ線は工場とともに廃止されましたが、現在でも線路用地のほとんどは空き地として残っています。

秩父駅は急行秩父路のほかSLパレオエクスプレスなど、すべての列車が停車します。当駅で折り返す列車は少なく、夜間の23時台の下り列車2本のみ当駅止まりとなっています。
西武鉄道の西武秩父駅は、隣の御花畑駅が乗換え駅です。





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秩父駅の駅舎は西側にあり市街地に面していますが、駅周辺には商業施設などは少なくさっぱりとした印象です。駅前は広々とした駐車場とロータリーになっており、市内各所への路線バスが発着します。
周辺の名所としては秩父夜祭で有名な秩父神社や山車を展示した秩父まつり会館が徒歩圏内。御花畑駅まで続く番場通りはレトロな商店や喫茶が並んでおり、街歩きが楽しいエリアです。秩父ミューズパークや秩父札所二十三番 音楽寺へは駅前から発着する路線バス「ミューズパーク循環」が便利。また、三峯神社方面の急行バスは西武秩父駅から発着しています。






路線 :秩父鉄道
住所 :埼玉県秩父市宮側町1番7号
開業日:1914年10月27日
訪問日:2021年2月20日